CSVファイルの注意点

CSVファイルを表計算ソフトで開く場合の注意点と対処法をご説明します。


表計算ソフトでCSVファイルを開く場合、表計算ソフトの仕様によりCSVデータの一部が書き換えられる場合があります。

  ・桁数の多い数値が指数表記(例:1E+14)に変換されてしまう。

  ・数値データの先頭0が削除されてしまう。


書き換えられた状態で保存されたCSVファイルを取り込みに使用すると、データが意図しない状態に更新されたり、エラーが発生するなどの原因となります。
本ページでは、Excelの操作を元にデータの書き換えを防ぐ方法をご案内します。
※ご利用の表計算ソフトの種類やバージョンによっては設定方法が異なる場合があります。
※表計算ソフトの詳細につきましては、各ソフトウェアごとのメーカーへお問い合わせください。


CSVファイルの指数表記を解除する方法 ※Excel操作

 

1Excelにて、CSVファイルを開きます。


2桁数の多い数値データが指数表記になっていることを確認します。


3指数表記を解除したい列全体を右クリックし、表示されるメニューから[セルの書式設定]を選択します。


4[表示形式]タブをクリックします。


5[分類]にて「数値」 を選択し、[OK]をクリックします。


6セルの書式設定が適用されて、指数表記が解除されます。



数値データの先頭0の自動削除を防ぐ方法 ※Excel操作

 

1Excelにて、CSVファイルを開きます。


2先頭が0である数値データを含むCSVを開いた場合、確認メッセージ「既定では、Excelはこのファイルで次のデータ変換を実行します: ・先頭のゼロを削除する これらの変換を永続的に保持しますか?」が表示されます。※ご利用の環境によっては、メッセージが表示されない場合があります。


3「変換しない」をクリックします。


4数値データの先頭0が保持されます。